2021/09/21 11:00

Instagramのbotanic anthologyの
もう一つのアカウントmiyuki_tanabe.flowerの発信内容は
これからは日常か或いは製作中の作品のメモにし、
それまでの内容はbotanic anthologyに統合します。

これまでフォローしてくださった方、ありがとうございました。
 
 
BotanicAnthologyのアカウントが気づけばワークショップだらけになっていたので、それ以外の事や作品準備、作品の素、イメージなどを載せていましたが、

今はワークショップ中心ではないので、
botanic anthologyのアカウントで一つに統合していきます。
 






botanic anthologyしか知らない方は離れていくだろうなぁと思いながら、3月からただただ自分に向き合い作品に向かっていました。
 

そしてBotanicAnthologyって何をしているの?
という事について何を主軸にしていくのか?を何もしない事で見えてくるのを待っていました。

 

皆に喜んで貰うことが自分の喜びだったのだけれど、その自分は本当にその活動で嬉しいの?というところで、活動内容の見直しをしていました。
 
それまでは、主体になるものを他の媒体に委ねてきましたゆえに。
花屋さんで店長をやっていた頃の延長のような感じで守ってくれる外壁がありました。

 
様々なことをBotanic Anthologyでやってみて、お陰様で先が見えてきました。

これまで花屋の仕事を三十年やって来て、次の段階へ行こうと思い、それまでの見た目が綺麗なお花で作るそのままでも全然素敵なお花でオシャレとかカッコイイとかいうものをやっていくのはもう自分には必要ないと思いました。

 

そして、長年のいわゆる『売れるお花』というもの、改めてやってみて実際に売れたからこそ明確になり、自分の発信はもうそこにはないというのを感じていました。
 

お花屋さんでよく見かける綺麗なお花でのアレンジメントやブーケをInstagramに載せるとフォロワーが様一気に増えました。

とても嬉しかったのですが、本来の植物の意図する事をお伝えしきれていないジレンマもありました。

美しいものを見ると癒されますが、それは一瞬です。

ワークショップをしていて、一過性のものになっていないか?わ〜っとお祭りのようにやってそれで終わっていないか? 
ちゃんとその人の中で発酵しているのか?
ちゃんとその人のお花になっているのか?
私の「これいいよ!」を鵜呑みにしていないか?

いつもそこが気になっていました。
それは私が押し付けることではないので、受け取り手に委ねるしかないのですけれども。
 

植物と向き合うことは自分自身と向き合うことに似ています。 
逆に言うとその植物を手にする前からの心構えから始まり、植物で何かを作る行為に移るのは何故そうなのか?という己の考えを俯瞰する行為になり、植物で何かを作る事で己の心の形に沿ったものが出来上がり、その出来上がったものを見てどう感じるのか?というやはりまた己の心の状態を知る事に繋がります。
 

ここまで難しくなく楽しむ事も良いですし
それは私が誰かの考えを決めることではないので、言わずもがなできました。
その先に見えるその人の可能性はその人次第。
 
 
そして、それは私自身がそうあることでその先の一つをお伝えできると思いました。
 

花と詩、作品準備、たまにワークショップ。
オーダーは受け付けなく、オリジナルの形のお花をBASEで販売していきます。
 
 
どうぞ宜しくお願いします。